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とびらひらいて。
​100年の時の中で過ごすひととき

閉ざされていた門はふたたび街に開きます。かつて行き交う人々が集い縁を結んだ「ある日」の姿がふたたび現代によみがえる。名所史跡ではなく、新たな歴史を歩む日詰平井邸は歴史と人々の交点として、その扉を開くのです。邸内では発酵をテーマにしたオリジナルブレンドコーヒーや自家製バスクチーズケーキ、チョコレートケーキ、季節のキッシュなどのカフェメニューをお楽しみいただけます。時を越えて現代によみがえったクラフトサケの角打ちも。

▼日詰平井邸 開放概要
時 間 11:00~17:00(最終入場16:30)
定休日 木曜、日曜、奇数週土曜
入場料 無料

▼メニュー※表示価格はすべて消費税込

・クラフトサケ各種角打ち(有料試飲) 600円~

​★よくばりセット(フード2品+ドリンク) 1450円

・ケーキorキッシュセット 1000円

・ケーキ単品 500円

・キッシュ単品 500円

・オリジナルブレンドコーヒー 600円

・カフェオレ 600円

​・自家製ジンジャーエール 600円

・ジュース 400円

​・お子さまジュース 100円

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とびら

​ひらいて

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平六醸造のクラフトサケを堪能


1772年、安永年間。わたしたち平井家と醸造の物語は六代目・平井六右衛門によって幕を開けました。御蔵宿として米の取引をしていた地域の農家を集め、冬の仕事として酒造業を本格化させたのです。

 

時は流れ1921年、12代によって日詰平井邸が完成。

招かれた主賓・原敬も平井家で造られた酒をたいそう楽しみ、盛岡のご実家へ満足して帰られた、と伝え聞いております。その後、間もなくして盛岡へ移転。昭和初頭からおよそ100年もの間、その時を止めていたかつての造り蔵。

新たな時代を歩む、クラフトサケ醸造所としての挑戦。地域のみなさまはもとより、全国からたくさんの応援を預かり2024年1月、再び醸造の息遣いが現代によみがえりました。時を越えて目覚めた蔵付き酵母「アカツキ」で醸したお酒をお楽しみください。定番作品「Re:vive 無涯」「Re:vive 空我」や季節作品「layer ブドウ」「layer リンゴ」「layer 洋ナシ」などに加え「OBORO」などの醸造所限定のお酒もご用意しております。まずはグラス(有料試飲)でお試しいただき、気に入ったボトルはお買い物も可能です。

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日詰平井邸オリジナル「発酵珈琲」


本邸のお部屋ではコーヒーやケーキなどのお菓子をお楽しみいただくことができます。

 

コーヒーは「発酵」がテーマのオリジナルブレンド。ブラジル、エチオピアなどの豊かなコクの深煎り豆をベースに、特殊な発酵過程を経た香り高い「魔法の豆」をブレンドし、気品のあるリッチな飲み心地に仕上げました。とろけるくちどけの自家製バスクチーズケーキや魅惑のチョコレートケーキ、季節のキッシュと一緒にお召し上がりください。

 

また、Wi-Fi やプロジェクタ・スクリーン(要予約)もご用意あります。作業やお打合せにもぜひご利用ください。

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見て学ぶ


開放時間中は邸内(主屋)を自由にご見学いただけます。

※立ち歩き、撮影などは飲食利用のお客様にご配慮願います
※醸造所付近は立入禁止です

 

大正ガラスに揺らめく庭の風景や、原敬首相が訪れた大広間などロマンあふれる穏やかな空間をご覧ください。なお、ガイド付きの見学をご希望の場合は日詰平井邸公式LINEよりお問い合わせください。

 

▼ガイド見学概要

5,500円(税込)/1名様にてご予約を申し受けます。

通常は見学不可能な醸造所内部を発酵タンクすぐ近くまでご案内いたします。

・所要時間60分程度(主屋、醸造所、クラフトサケ試飲等、ガイド、お土産酒付)

・納豆や漬物、ヨーグルトなどの発酵食品は前日からお控えください

・バス等の駐車は本邸裏庭のほか、日詰商店街無料駐車場をご案内いたします

・その他一般公開スケジュールにつきましては公式LINEまたはInstagramをご覧ください

〉〉ご予約はこちら

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まちと世界をつなぐ交点をめざして


家族として創業の地である日詰にて活動をはじめた2022年2月から早くも3年の時が経ちました。「日詰さんさん朝市」「ひづめ百年文化祭」「本と商店街」などのイベントやフォトウェディング、七五三撮影、成人式前撮りなどそれまで閉ざされていた門は不定期ながらも開かれ、地域内外からたくさんの方にお越しいただき本邸の時間をお過ごしいただきました。

そして、昨年2024年1月に復活したお酒造り。岩手県内はもとより日本全国、海外においても紫波の恵みを醸した平六醸造のクラフトサケをお楽しみいただいております。

 

一世紀前、この日詰のまちは街道沿いの宿場町として、舟運と近代交通の交点としてたくさんの人々が行き交い、多くの縁が紡がれた場所です。時代を越えて、現代に生きるみなさまにとって日詰平井邸が再びそのような場所になることを願っております。

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